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雨の日、犬連れカフェを楽しむ席えらびと段取りチェックリスト

雨の予報でも、犬連れカフェはあきらめなくて大丈夫です。気象庁の雨の強さの目安をもとにした席のえらび方と、出かける前・お店の入口・帰宅後にすることを、そのまま使える形にまとめました。

公開日 約 7 分で読めます著者 イヌコミ編集部
雨の日、犬連れカフェを楽しむ席えらびと段取りチェックリスト|家の玄関の上がり框で、たたんだタオルの上におすわりするトイプードル

この記事でわかること

  • 1時間に10mm以上の「やや強い雨」は跳ね返りで足元がぬれるので、店内の席が安心です
  • 降水確率は1mm以上の雨が降る確率で、雨の量までは示していません
  • ぬれた犬は、こすらずタオルで押さえて拭き、寝る前までに乾かしきります
目次

雨の予報が出ると、愛犬とのカフェの予定をあきらめていませんか。

雨の日でも、席のえらび方と段取りを決めておけば、犬連れのひとときは楽しめます。

大事なのは、出かける前にどの席にするかを決めておくことです。

本記事では、雨の日の犬連れカフェを、席えらびと3つの場面の段取りに分けてまとめました。

表はそのままチェックリストとして使えます。保存して、当日の出がけに見返してください。

この記事に出てくる雨と席のことば(気象庁の資料をもとに編集部が整理)
ことば意味
弱い雨1時間の雨量が3mm未満の雨。数時間続いても1mmに届かない「小雨」も含む
やや強い雨1時間に10mm以上20mm未満の雨。地面からの跳ね返りで足元がぬれる
強い雨1時間に20mm以上30mm未満の雨。傘をさしていてもぬれる
降水確率決められた時間帯に、1mm以上の雨が降る確率。雨の量は示さない
屋根付きテラス席屋根の下にある外の席。真上からの雨はしのげるが、横からの吹きこみには弱い
ビニールカーテン付きテラス席透明のカーテンで横を囲える外の席。囲い方や下ろす天気はお店ごとに違う

雨の強さで席を決める。「やや強い雨」からは店内の席が安心

雨の日の席は、予報の雨の強さで決めると迷いません。

気象庁の目安では、1時間に10mm以上の「やや強い雨」になると、地面からの跳ね返りで足元がぬれます。

体の低い犬には、足だけでなくおなかまでぬれやすい雨と考えておきましょう。

予報の雨の強さと、合わせやすい席(気象庁の雨の目安をもとにした編集部の目安)
予報の雨合わせやすい席
弱い雨(1時間に3mm未満)・小雨屋根付きテラス席、ビニールカーテン付きテラス席
弱い雨とやや強い雨のあいだ(1時間に3mm以上10mm未満)ビニールカーテン付きテラス席の奥か、店内に入れる席
やや強い雨店内に入れる席(なければビニールカーテン付きテラス席の奥)
強い雨店内に入れる席。車で行くなら、駐車場から入口までが近いお店
雷の予報や、大雨の警報・注意報出かけるのを見合わせて、別の日にする

イヌコミでは、店内に犬が入れるお店と、屋根付きテラスのお店を条件で絞りこめます。

雨の日にどの席を使えるか、カーテンを下ろすかどうかは、お店によって違います。

店舗ページの「ワンちゃんルール」欄を読み、わからない点は予約のときに聞いておくと当日あわてません。

雷や大雨の警報が出ている日なら

気象庁は、大雨で災害のおそれがあるときに、警報や注意報を出して警戒を呼びかけています。

英国の動物福祉団体ブルークロスは、天気の変化を感じて不安になる犬がいるとしています。

散歩の途中で嵐にあうと、犬が逃げようとすることもあると注意しています。

こうした日は無理をせず、おでかけを別の日に回しましょう。

降水確率は「降るかどうか」。雨の量は時間ごとの雨量で見る

気象庁の降水確率は、決められた時間帯に1mm以上の雨が降る確率で、雨の量は示していません。

1mm以上なら、弱い雨も強い雨も同じに数える決まりです。

そのため確率だけで決めると、思ったより強い雨にあうことがあります。

降水確率と合わせて、出かける時間帯の時間ごとの雨量の予報を見ておくと、席を決めやすくなります。

帰りの時間帯も見ておけば、帰る時刻を早めるか遅らせるかも決められます。

出かける前のチェックリスト。タオルは体用と足用に分ける

出かける前は、ぬれた体を拭く物と、ぬれた物をしまう物をそろえるのが基本です。

下の表を、玄関で持ち物を確かめるときに使ってください。

出かける前のチェックリスト(編集部の目安)
準備するものねらい
吸水タオルを2枚以上体用と足用に分けると、足の泥を体に移さずに済む
口をしばれる袋使ったタオルやぬれた服を入れて、お店の席や車をぬらさない
犬が伏せられる敷物ぬれた床の上でも、乾いた場所で休ませられる
犬のレインコート(使う犬だけ)リビングなど慣れた場所で、前もって着る練習をしておく
飼い主のレインウエア傘を持たずに済むと、リードを持つ手に余裕ができる
お店への確認雨の日に使える席と、ぬれた犬の入店の決まりを聞いておく

AKC(アメリカンケネルクラブ)は、犬がレインコートに慣れるには時間と根気がいると説明しています。

当日はじめて着せるのではなく、雨の予報が出る前から家で短く試しておくと安心です。

お店に聞くことは、雨の日の分だけに絞れば十分です。

予約のときの聞き方は、予約前に聞く5つのことのコラムにまとめています。

ペットカートで行くなら

駐車場や駅からお店までをカートで運ぶと、雨の日でも足をぬらさずに済みます。

カバーを閉じられるカートなら、横からの雨も防ぎやすくなります。

カートのまま店内に入れるかはお店ごとに違うので、ペットカートOKのお店から探し、ルール欄も確かめましょう。

お店の入口では、外で「ブルブル」を済ませてから入る

お店に入る前に、屋根の下で一度止まり、体の水気を落としてから入りましょう。

AKCによると、毛のある動物は、頭から尾へ向けて体を振ることで、数秒で水気を飛ばします。

犬は人より皮膚がゆるく、そのぶん上手に水を飛ばせるそうです。

このブルブル(体ぶるい)を、合図でできるように教える手順もAKCは紹介しています。

ぬれた犬が体を振ったらすぐにほめてごほうびをあげ、わかってきたら合図のことばを付けます。

家に入る前に水を落とす合図として紹介されていて、お店の入口でも役に立ちます。

  1. 屋根の下で止まり、傘やレインウエアの滴を落とす
  2. 犬のブルブルを、入口の外で済ませる
  3. 体の水気は、体用のタオルで押さえて吸わせる
  4. 足の裏と指のあいだを、足用のタオルで拭く
  5. お店の人に声をかけてから、案内された席へ進む

タオルは、こするより押さえて使うのがコツです。

AKCは、強くこすると毛がもつれやすいとして、タオルを押し当てて水を吸わせる拭き方を勧めています。

席についたら、敷物の上で休ませて冷えを防ぐ

席では、持ってきた敷物を足もとに敷き、乾いた場所で伏せさせます。

RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)は、湿った毛は犬に寒さを感じさせると説明しています。

入口で拭ききれなかった水気は、席についてからもう一度タオルで押さえておきましょう。

テラス席に座るなら

ビニールカーテンの近くや屋根の端の席は、吹きこみや滴で床がぬれがちです。

奥の席が空いていれば、そちらをお願いしてみましょう。

犬がふるえたり落ち着かなかったりしたら、早めに切り上げて帰ります。

帰ってからも様子が気になるときは、動物病院に相談しましょう。

帰宅後は、寝る前までに乾かしきる

家に着いたら、犬が寝る前までに体を乾かしきるのが目標です。

RSPCAは、ぬれたときはドライヤーや乾燥用の服、タオルで、寝る前に完全に乾かすよう勧めています。

AKCも、毛の量が多い犬ほど、しっかり乾かすことが大事だとしています。

帰宅後のチェックリスト(AKCとRSPCAの案内をもとに編集部が整理)
することポイント
玄関で足とおなかを拭くRSPCAは冬の散歩のたびに、肉球と足、おなかを拭くよう勧めている
タオルで押さえ拭きこすらずに押し当てて、水を吸わせる
ドライヤーで仕上げる熱ではなく風で乾かす。熱い風は皮膚をやけどさせるおそれがある
顔と耳には風を当てない風が、繊細な部分を傷めることがある
使った物を洗って干す次の雨の日にすぐ持ち出せるよう、タオルとレインコートを乾かしておく

ドライヤーが苦手な犬なら

AKCは、はじめは弱い設定にして、離れたところから風を向けるよう勧めています。

慣れてきたら、少しずつノズルを近づけて乾かします。

タオルで押さえる時間を長めにとれば、ドライヤーを当てる時間は短くて済みます。

前の晩に、雨の強さと座る席を決めておく

雨の日の犬連れカフェは、前の晩に予報を見て、雨の強さに合う席を決めるところからです。

あとは3つのチェックリストを、出かける前・入口・帰宅後の順に使ってください。

バッグの中身は、診断「おでかけバッグの中身タイプ診断 入門」で見直せます。

お店でのふるまいは、クイズ「おでかけマナー検定 入門」で確かめられます。

次の雨の日は、タオルを1枚多めに入れて、お店の屋根の下でのブルブルから試してみてください。

イヌコミでお店をさがす

この記事に出てきたような場面に合うお店を、条件からさがしてみてください。

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クイズで確かめる

よくある質問

犬が雨の日の外出をいやがるときは、どうすればよいですか

無理に連れ出さず、その日は家で過ごす日にしてもかまいません。英国の動物福祉団体ブルークロスは、寒すぎたり危なかったりして外に出られない日は、家の中で体を動かす工夫をするよう案内しています。例として、やわらかいおもちゃを使った持ってこい遊びを、すべらないようカーペットの上でする方法をあげています。

犬用のレインコートを着せれば、タオルはいりませんか

タオルは持っていきましょう。AKC(アメリカンケネルクラブ)は、レインコートがゆるすぎると雨がしみこみ、毛がぬれてしまうと説明しています。きつすぎても動きをさまたげ、着るのをいやがるもとになるとしています。足先や顔は覆えないので、拭く物はいつもどおり用意します。

寒がりな犬なら、弱い雨の日もテラス席は避けたほうがよいですか

その日の気温と愛犬の様子で決めましょう。弱い雨でも毛はぬれ、RSPCAは、湿った毛は犬に寒さを感じさせると説明しています。寒がりな犬なら、弱い雨の日も店内に入れる席を第一の候補にしておくと安心です。

出典・参考文献

  1. 気象庁『雨の強さと降り方』(閲覧日 2026-10-16)
  2. 気象庁『予報用語 降水』(閲覧日 2026-10-16)
  3. 気象庁『よくある質問集 天気予報・天気図について』(閲覧日 2026-10-16)
  4. AKC(アメリカンケネルクラブ)『How to Dry Your Dog Properly and Why It's Important』(閲覧日 2026-10-16)
  5. AKC(アメリカンケネルクラブ)『How to Teach a Dog to Shake on Cue When Wet From Rain, Snow』(閲覧日 2026-10-16)
  6. RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)『Winter & Cold Weather Care for Dogs』(閲覧日 2026-10-16)
  7. AKC(アメリカンケネルクラブ)『Does Your Dog Need a Raincoat? Why Some Dogs Benefit From Raincoats』(閲覧日 2026-10-16)
  8. ブルークロス(英国の動物福祉団体)『Dogs And Thunderstorms』(閲覧日 2026-10-16)
  9. ブルークロス(英国の動物福祉団体)『Advice for Dogs and Puppies in Winter』(閲覧日 2026-10-16)

記事の内容は公開時点の情報にもとづきます。制度や数値は変わることがあるため、最新の情報は各出典でご確認ください。

健康情報に関するご注意

本コンテンツは一般的な情報提供を目的としたものであり、獣医師による診察・診断・治療に代わるものではありません。愛犬の健康に不安があるときや異変を感じたときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

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